【西武】山川穂高「故障者特例措置」で国内FA権獲得 巨人入りか!?

NPB=日本野球機構は、無期限の公式試合出場停止の処分となっているプロ野球、西武の山川穂高が故障者特例措置によって今シーズンオフに国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を取得することを明らかにした。

性的暴行をした疑いがあるとして書類送検され、その後、不起訴となった西武の山川選手については、球団が無期限の公式試合出場停止の処分とし、今シーズン中の試合の出場、1軍登録日数が残り17日となっていたFA権獲得は絶望的になっていた。こうした中、NPBの保科求己パ・リーグ統括が11日、取材に応じ、「国内FA権取得選手として山川選手が公示される見込みだ」と話し、今シーズンのオフに国内に限ったFA権を特例で取得する見込みであることを明らかにした。

ここで各球団の動向が注目される。FA宣言すれば今期の年俸ならAランクで補償を受けられ、トレードすればそれなりの選手を獲得できるからだ。最注目の球団はやはりあの中田翔を獲得した巨人の動向である。熾烈な3位争いで仮に今年もCSへの進出を逃したら、首脳陣の責任問題となるのは避けられないだろう。夏には中島宏之とのトレードも噂があった。来年35歳を迎え衰えを感じる中田翔とポジションが被っても背に腹は代えられないと、お得意の口封じと大金攻勢で獲得に至るかどうか、今後の動向が大いに注目される。

山川穂高
1991年11月23日生まれ、沖縄県那覇市出身。中部商業高校 富士大学 身長176cm、体重103kg
2013年のドラフトで西武ライオンズより2位指名で入団。2018年には、47本塁打を記録し、初のホームラン王とパ・リーグのMVPに選出。2019年、2022年 パリーグ本塁打王

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